仮想通貨のしくみとマイニングの解説

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経済系ニュースでもよく取り上げられる仮想通貨は、文字通りの貨幣のような実体が存在しないコンピューター上の通貨です。 日本では法的定義の際に「暗号資産」という名称になりましたが、それ以前の呼び方である「仮想通貨」という呼ばれ方をされる場合が現在でも多めです。 仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術で構成されています。 これは仮想通貨に関する取引データのまとまり「ブロック」を、ネットワークに存在するPCの間でそれぞれ管理・更新していく技術です。 この技術の登場により最初の仮想通貨であるビットコインが誕生し、その後さまざまな仮想通貨が誕生していきました。 仮想通貨には2つのタイプがあります。 1つめはビットコインに代表される、企業や国などが関わらないネットワーク上で管理されている通貨。 2つめは企業が主導して管理している通貨です。リップルなどがそれにあたり、企業主体で管理しています。 近年ではフェイスブックが仮想通貨「リブラ」を計画するなどしていますが、経済などへの影響を懸念する声が大きいことでなかなかうまく始められない状況です。 次はマイニングについて。 マイニングとは、ブロックチェーン技術における仮想通貨のブロック管理に、一般の人が所有するPCを使って協力して対価を得ること言います。 全世界規模の仮想通貨の取引データの更新には、膨大な処理が必要になります。 そういった処理を一部引き受けることで、その報酬として仮想通貨を得ることができます。 仕様上、最初に取引データを更新した人が報酬を得るシステムであるために競争が発生するものでもあります。 最初期はCPUによる処理で仮想通貨のデータ処理であるマイニングが行われていました。 しかし、マイニングに参加する人口が増えると競争率が高くなり、収益性を確保するためにはより高い処理能力が必要になりました。 そこでマイニングにはある一定の処理が得意な画像処理装置であるGPUが用いられるようになります。 GPUでマイニングを処理するPCは「マイニング専用PC」としてカスタマイズされ、多数のGPUがセットされています。 元々GPUは消費電力が高いパーツであるため、それを複数枚使用することでCPUでの処理よりも消費電力が跳ね上がっています。 その後、カスタマイズ性の高い基盤であるFPGAが用いられるようになり、それ以外にはマイニング専用チップ(ASCI)も開発されました。 それらにより、最新GPUよりもさらに処理効率が向上しています。 現在はマイニングを投資として請け負う会社もあり、スマホでもマイニングができるようになっています。 マイニングを副業に考えるということは、現在でもそれなりに有効な手段かもしれません。